小椋佳「生前葬コンサート」を行う小椋佳

小椋佳「生前葬コンサート」を行う小椋佳 小椋佳「さらば青春」や「シクラメンのかほり」など数々の名曲を生み出してきたシンガー・ソングライターが、キャリアを総括する「生前葬コンサート」に臨む。 　小椋佳２０００以上ある自身の作品を聴き直し、「最後に歌っておきたい」という曲を選んだ。１日２５曲ずつ、４日間で計１００曲を披露する。「体がもつかどうか心配ですけど、なんとかきっちりと歌いたい」 　小椋佳同世代の友人たちが定年退職などで第一線から離れる中、数年前から「古希（７０歳）でけりをつけよう」と決めていたという。それに「葬式をやっておけば、家族に手間をかけさせなくてすむ」。案内などでは、チケット代を「香典」と記している。 　小椋佳昨年は「ラストアルバム」と語る「闌＜ＴＡＫＥＮＡＷＡ＞」（ユニバーサル）を出し、今回の公演で取り上げる曲への思いやエピソードをつづった著書も刊行した。アルバムは「気が付いたら　歌が好きで　好きで好きで」と自身の原点を振り返る「歌」に始まり、出会った人々への感謝をつづる「顧みれば」で終わる。上から読んでも、下から読んでも同じ音になる「回文」で構成される「まさか逆様の詩」など、言葉に対する強い関心が反映されたユニークな楽曲もある。 　小椋佳けりをつけるのには、まだ早いのではないか。そう尋ねると、「気力、体力の減退を自覚していますからね」と静かに答えた。「あとは人生の余録」としつつも、これから先、「三つほど考えていることはあります」と語った。 　 アディダス ナイキ ナイキ スニーカー VANSバンズ コンバース new balance PUMA プーマ プーマ スニーカー adidas